現在は全自動ラインへの導入が未定のため、*「3価クロメート処理専用大型実験装置」を 使用して試作品等の製作や様々な実験を行っております。
その結果として、素材・形状・めっきの影響等により仕上りがやや不安定な面が今後の課題として判明しております。また、弊社では環境面に配慮し、排水負荷の少ない"無機タイプ"の薬品を使用しており、他の有機タイプの3価黒処理薬品や従来の6価黒クロメートに比べ、漆黒さ・均一さで若干見劣りする部分がございます。
品物によっては、「従来の6価処理品と見分けがつかない」とのご好評をいただいている物もございますが、特に外観が重視される光学関連部品のご相談が多く、いかにして品質を安定させるかがポイントと考えております。
今後も、早期の全自動ライン導入を目標に、更に多くのお客様にご満足いただける様、チャレンジして参ります。
どうぞ、ご期待下さい。
*クロメート処理(後処理)専用の設備の為、めっきは別の全自動ラインで行っております。 |